こんにちは、最近読書にハマっているJoma です!
今回は私が自己啓発本を読んでも意味がないと思った理由について書いていきたいと思います。
でも安心してください。
僕も昔は自己啓発本を読んでいました!
「人生の勝算」、「嫌われる勇気」、「人は話し方が9割」など有名どころをいくつか…
では何故、急に自己啓発本を読まなくなったのか?
その理由について説明していきます。
自己啓発本を読まなくなったきっかけ
私はある自己啓発本を読んだことで、それ以降自己啓発本を読まなくなりました。
その本の名前は「夢をかなえるゾウ1」
自己啓発本の中では有名なので聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
本書の中にこのような言葉があります。
「期待は感情の借金やからなあ。まだ何も苦労してへんのに、成功するかもしれへんという『高揚感』を前借りして気持ちようなってもうてんねや。でもそのうち、そんな簡単に成功でけへんいう現実にぶちあたる。そんとき『先に気分よくなってたんやから、その分返してもらいましょ』て返済をせまられて、ヘコむことになるわな。これを繰り返すことで、どんどんやる気がのうなってく」
人間は自己啓発文を読んでいる時、本に書いてある成功体験を自分の将来に当てはめて期待しています。
「自分も頑張ればこうなれる!」
「1年後にはみんなの憧れの存在に!」
けれど現実は非常で、ほとんどの人が諦めてしまいます。
期待は感情の借金
なかなか刺さる言葉ですね…
僕の中で、この「夢をかなえるゾウ1」は自己啓発本の最高峰と言えます。
正直これを読んだあなたには、自己啓発本が要らなくなります。
じゃあなぜ、自己啓発本を読んでも意味がないと言っているのに、この本を勧めるのか。
もちろん、高いモチベーションをもって頑張れる人には必要ありません。
そうでない人、だけど人生を変えたい、充実させたいという人のためにこの本があると思っています。
厳しい現実だけでなく具体的な解決策を示してくれるのも、この本のいい所です。
自己啓発本にはあまりない小説のストーリー形式で読みやすいのでおすすめです。
具体的な解決策はぜひ読んで見てください。
読む価値はあるのか
自己啓発本を読む価値があるか知る方法として、僕は2点あると思っています。
一つ目は、1ヶ月後に内容を覚えているかです。
自己啓発本を読んだことがあるみなさんは、本の内容を覚えていますか?
僕はNOです。
記憶力の問題もあるかもしれませんが、基本的に抽象的な内容が多く読む方も本気で知りたいと思っていないのでそのうち忘れます。
自分もそうでしたが、自己啓発本を読む多くの人は「お金持ちになりたい」「人より良い人生を送りたい」というような曖昧な理由ばかりです。
もちろん全員がそうとは言いませんし、自己啓発本を読むこと自体が悪とは言いませんが、自己啓発本に人生を変えるほどの力はありません。
二つ目は、本と本を読んでいる自分のどっちが好きで読んでいるかです。
読んでいる自分が好きなら読む価値はありません。
僕は完全に後者でした。
「人生の勝算」に関しては読んだのが大学生の最初の頃。
ビジネスや起業の方法なんて学ばなくて良い年齢にこんなものを読んでいました。
時間とお金の無駄でした。
ビジネス本はOK?
自己啓発本と似たようなものに、ビジネス本があります。
中には自己啓発とビジネス、両方の特性を持つものもあり、ぱっと見分からないものも多いです。
ビジネス本の中でも良し悪しがあり、より専門的で具体的な事例やデータに基づく内容などが書いてあるものであればいいと思っています。
例えば、モンスターを倒すゲームの攻略本があるとしたら
自己啓発ver
- とにかく何回も挑戦する
- 負けた後に原因を振り返る
ビジネスver
- 相手の弱点の解説
- 全体のマップと宝が隠してある場所の説明
というようなイメージです。
営業の仕事が上手くなる方法、読みやすい文章の書き方を学びたい、など具体的なことを知りたい場合は役に立つかもしれません。
実践できるかは別の話ですが…
対して自己啓発本は感情論が中心となります。
もちろん、ある程度の感情論は必要になりますが、これに関しては先ほどもお伝えしたように夢をかなえるゾウ1で完結すると思っています。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は私が自己啓発本読まなくなった理由について解説しました。
少し尖った意見をしてしまった部分もありましたが、これがリアルな意見です。
僕は自己啓発本もビジネス本も見たことを行動に移して初めて、役に立つと思っています。
人生、行動あるのみ!