こんにちは、最近英語の勉強を再開した Joma です!
突然ですが、みなさんは挫折をしたことありますか?
僕は普段あまり挫折をしないのですが、大学3年生の春休みに行ったバンクーバー留学で久しぶりに挫折経験をしました。
英語が出来なくても留学はできますが、そこに充実した留学生活が待っているかは残念ながら別の話です。
まさかの男1人
語学学校の最初のクラスはまさかの自分以外全員女子。
ということであまり気の合う友達が出来ず、2週間目にイベントに参加することに。
僕が通っていた語学学校では毎日のようにイベントがありました。
ちなみに僕の当時の英語力はCEFRでB1、TOEICだと620点。
留学する日本人の平均って感じ。
スピーキング能力はほぼ皆無。
日本の英語教育なんてほぼ役に立たないことに絶望していました。
スケートのイベントに参加
でも友達は作れるっしょってことでイベントに参加。
語学学校からノースバンクーバーのスケートリンクに行くことになりました。
参加人数は10人ほどでアジア人は自分を含めわずか2人。
バンクーバーと語学学校には、アジア人がたくさんいるのに今回は少なめ。
フェリーに乗るために港へ向かいます。
語学学校を出て向かってる途中に新しい友達を、と必死に話しかける。
名前と出身は鉄板。
自分「どこ出身なの?」
友達「スウィッツァ―ランドだよ」
自分「どこそこ?」
ここで初めてスウィッツァ―ランドがスイスということを知りました。
で、ここで会話が止まってしまうんですよね。(泣)
話しかけようとするのですが、英語力が低すぎて話すことがない!!!
ヨーロッパの子たちってスピーキングが結構できちゃいます。
アジア人は苦手な人が多いです。
今回参加したメンバーの英語力が自分より結構高かったこともあり、行きのフェリーで来なければ良かったと後悔していました。
やっぱり英語力が違いすぎると、話が続かない…
ただ諦めるのはまだ早いと、もうひと踏ん張りします。
スケート場に到着し道具をレンタルしてスタート。

だがここで、予想外のことが起こります。
スケートがヘタクソ…
小さい頃にスケートで数回遊んだことがあったので、出来るものだと高を括っていました。
あの頃は滑れていたのに…
老いは恐ろしいです。
そして周りの子は当たり前のように滑っています。
教えてもらおうにも、コミュニケーションが取れず何もできません。
よく「喋れる必要なんてない!」「気合いだ!」という人がいますが、そんなことはできませんでした…
あれは相当強い心臓を持っていて、かつコミュ力が高くないとできん。
途中休憩をしたときに、一緒に来ていた語学学校のイベント担当(ネイティブ)がいたので、「この人なら話せる!」と思い勇気を出して話しかけました。
結果
・
・
・
惨敗
結局同じで最初は何とか会話できるけど、その後は沈黙。
気まずくなって「滑ってくるわ」と逃げました。
もはやスケートと会話、どっちが滑っているのか分かりません。
YOUも一緒に行く?
1時間強スケートをして、一旦スケートは終わることに。
レンタルしていた靴を返してみんなのとこに行くと
「この後バーに行こうと思うんだけど来る?」
と聞かれました。
僕の答えは決まっていました。
「あっ、この後予定あるんだ」
そう言って、存在しない予定に間に合うように急いで港に向かいました。
留学前に挫折しても成長のために頑張ると決めていたけど、ここで粘っても自分が楽しんでいる未来が見えない。
戦略的撤退です。
この時はこの戦略的撤退が言い訳になるのか、正解になるのかは分かりませんでした。
留学を終えて振り返ってみると正解かな…?
フェリーを待っている間、ノースバンクーバーから綺麗な夕日を見て、帰りにはロンドンドラックで大好きなお菓子を買って帰りました。

挫折とその後
その後の僕はというと、なんやかんやあって楽しく留学を終えることが出来ました。
この経験をした後も、挑戦することは忘れずいろいろな事に参加した結果、友達もたくさんできて帰国する頃には「まだ居たい!」と思っていました。
この挫折経験を経て、これから留学する人にアドバイスをするなら「楽しいと思うことをして、一緒にいて楽しい人と過ごす」という事です。
そんなん他の人も言ってたわ!!!
分かります。
僕もそんなアドバイスは求めてないわ!と思っていた人です。
留学をしていると、特に初めの頃は「英語を頑張らなきゃ」と思ってしまいます。
そう思っていると、なぜか上手くいかないんですよね…
友達と関わる時も、常に英語が身に着くかを気にして本気で楽しめなくなります。
ですが、そんな気負う必要はないです。
コミュニケーションに英語を使っていれば、なんか知らないうちにできるようになります。
不思議ですよね。
でも挑戦することだけは忘れないでほしいです。
僕みたいに挫折することもあるかもしれませんが、頑張って挑戦すればいつか必ず楽しいと思える時が来ます。
少し無責任な発言ですが、僕はこれで成長しました。
あなたの英語なんて誰も気にしていません。
みんな自分のことで必死です。
だから気にせず楽しんで!