「火車/宮部みゆき」のあらすじと感想。面白すぎる衝撃のラスト。

小説
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こんにちは、Jomaです!

今回は宮部みゆきさんの代表作『火車』を紹介していきたいと思います。

とても面白かったので、この本のあらすじや感想を書いていこうと思います。

みなさんに自信をもっておすすめ出来る一冊なのでぜひ最後までご覧ください。

ネタバレを詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

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あらすじ

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して―なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか? いったい彼女は何者なのか? 謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。山本周五郎賞に輝いたミステリー史に残る傑作。

内容紹介(裏表紙より)

「彼女、自己破産してたんですよ」

依頼人・和也からそう言われ本間は衝撃を受けた。

若い女性が自己破産

近年ではあまり珍しくはないことだが、彰子はなぜそれを結婚ギリギリまで交際相手の和也に話さなかったのか?

そしてなぜ彼女は姿を消したのか?

休職中の刑事・本間が関根彰子について調べていると、とある事実が発覚する。

カード社会の犠牲となった関根彰子。

その裏には数えきれないほど複雑なことが起きていた。

本間の捜査によって少しづつ全貌が見えてくる。

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こんな人におすすめ

  • 本にハマりたい人
  • お金に関する知識があまりない人
  • 借金や滞納の経験がある人

この本は「本にハマりたい人」にオススメです。

理由は単純で、面白いから。

この本は700ページほどあり、他の小説に比べるとページ数が多い方なのですが、ずっと面白いのでそこまで苦にならないと思います。

私は最近一か月に1,2冊本を読んでいるのですが、ここ最近で読んだ本の中で圧倒的に面白かったです。

そしてこの本をおすすめしたいもう一つの理由が「金融リテラシーの向上」です。

特にクレジットカードとの関わり方や借金、自己破産などマイナスイメージの強いことへの知識をつけることが出来ます。

この本の中にこんな言葉があります。

「現代この世の中で、クレジットやローンのために破産に追い込まれるような人たちは、むしろ非常に生真面目で臆病で気の弱い人たちが多いんですよ。」

借金をするのは怠惰な人・しっかりしてない人

その考えは違うようだ。

手取り20万の人間が、いつの間にか三千万の借金を作ってしまうことがあるという。

手取り20万の人になぜ三千万の借金が出来るのか?どういう仕組みなのか?

中には知らないうちに借金を作ってしまう人もいる。

学校では教えられない、金融の知識を身に付けることが出来るので非常におすすめです。

感想

『火車』

【面白さ】★★★★★
【終わり方】★★★☆☆
【おすすめ度】★★★★★

この本のおすすめ度はマックスの星5です。

先ほども書きましたが、最近読んだ本の中でも一番面白かったので、自信をもっておすすめ出来ます。

終わり方に関しては、私は星3を付けました。

ネタバレ防止のため詳しくはお伝えしませんが、私的には「そこで終わる?」という感じでした。

終わり方には賛否両論あり、中には直木賞受賞レベルではないかと言う著名人もいますが、終わり方が原因で直木賞の審査員には評価されなかったという情報も見たことがあります。

ただ、決して「つまらない」という訳ではなく、個人的にはアナザーストーリーとしてもう一冊くらい書いてほしいです。

それくらい面白くて、人によってはムズムズすると思います。

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ドラマ・映画化していた

この小説はドラマ・映画化をしていました。

ドラマは日本で2時間一本で、映画化は韓国で行われたようです。

恐らく違法ですがドラマverはYouTubeにありました。(下に貼っておきます)

映画はネットフリックスにあるようです。

実際にドラマを見てみました。

細かい設定が違うところがありましたが、重要な部分はそのままでした。

面白かったですが、小説の方が細かい描写や設定などがしっかりしていて、ゾクゾクしました。

一度映像を見る前に小説を読むことをおすすめします。

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