最近話題の人間関係リセット症候群。
理解しているように感じて、意外と意味を勘違いしている人が多い言葉です。
今回は「恋愛における人間関係リセット症候群」の症状と治し方、さらには恋人が「人間関係リセット症候群」になった時の接し方についてまとめました。
人間関係リセット症候群とは?
「恋愛における人間関係リセット症候群」の前に「人間関係リセット症候群」がどのようなものか見ていきましょう。
「人間関係リセット症候群」は、衝動的に全ての人間関係をバッサリ切ってしまう行動のことで、正式な病名ではないものの、精神面における「現代病」の一つと言われています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b354a356ac4ffcdf815a895e3d1240a5a4311b7
とのことです。
現代ではスマホなどの連絡手段が発達し、どこにいても連絡を取れてしまうのが逆にストレスになっているという人も多いのではないのでしょうか。
いわゆる過干渉が原因です。
ただ勘違いとして起こっているのは、LINEやSNSで特定の相手をブロックするのを人間関係リセット症候群と思っている人がいること。
これは自分が気持ちよく生きていくのには正常なことで、人間関係リセット症候群ではありません。
人間関係リセット症候群は以下のようなことを言います。
- 突然SNSのアカウントを削除する
- 電話番号を変える
- 知り合いのいない場所に引っ越す
- 転職を繰り返す
恋愛における人間関係リセット症候群
では恋愛における人間関係リセット症候群とはどのようなものでしょうか。
いくつか例を挙げてみました。
- 恋人といる時間が疲れる
- 過去のトラウマや傷が再び引き起こされる
- 恋人に対する興味や愛情が薄れる
- 本当は愛されていないのではないかと感じる
- 恋人に対してイライラや不満を感じることが多くなる
これらを見ると「ただ冷めたのではないか」と思う方もいると思いますが、「恋愛における人間関係リセット症候群」と「冷め」には決定的な違いがあります。
「冷め」では相手に大きな原因があるのに対し、「恋愛における人間関係リセット症候群」は自分の精神状態などが大きく関わってきます。
人間関係リセット症候群の治し方
恋愛における人間関係リセット症候群になっている人はそれ以前に、単なる人間関係リセット症候群になっている可能性が高いです。
人間関係リセット症候群の克服に有効な対策をいくつかあげました。
- 信用できる人に話をする
- SNSから距離を置く
- 通知を切る
- 自分を褒める
- 何かに依存せず、自分中心の生活をする
- 生活習慣を整える
ここで大切なことは自立して、自己肯定感を上げることです。
やはり自立できていなくて自信がないと、相手に依存してしまいます。
このような人は生活習慣が乱れていたり、自分のことに夢中になれていないことが多いです。
スマートフォンを自分から離れた場所に置いて、何か没頭できるものをみつけましょう。
おすすめは散歩です。
スマホを持たず散歩したり、公園でゆっくりしたりすると心が休まります。
恋人が人間関係リセット症候群になった時の接し方
では恋人が人間関係リセット症候群になった場合はどのように接するのが良いでしょうか?
- 愛情表現を増やす
- 普段とは違うデートをする
- 相手が心配しないように、隠し事をしない
- 話を聞いてあげる
相手が不安にならないように、いつもより愛情表現を増やしたり、普段しないようなデートをしてみましょう。
原因が分からないなら思い切って「最近元気ないけど、何かあった?」などと聞いてみるのもアリかもしれません。
しかしそれでも改善しないのであれば、別れるという選択肢を考える必要もあるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「恋愛における人間関係リセット症候群」についてまとめました。
「恋愛における人間関係リセット症候群」になっていると思っている人は、それ以前に「人間関係リセット症候群」になっている可能性が高いんですね。
自分の時間をたくさん増やし、自分をたくさん褒めてあげましょう。
ではまた!