ベトナム旅行ブログ2023【1日目】Part2.恐怖と疲労inホーチミン

ベトナム
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回までのあらすじ

ホーチミンに到着した俺はいろいろなことに追われていた。

嘘をつくおばちゃん、最悪な場所でのバインミー、突然の逆ナン…。

もう疲れ切っていた俺だが、ここに行かずには帰れんとブイビエン通りに足を運ぶことに。

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恐怖のブイビエン通り

時刻は6時半。

暗くなってきたが、ブイビエン通りはまだ静かだった。

特にすることがなく、一通り見てホテルに戻った。

ブイビエン通りはもう少し遅くなってから行くことにした。

部屋に戻り残ったバインミーを食べながら、明日の準備や調べごとをする。

この感じだと夕飯食えんかもな…

結構ダラダラしてしまって気づいたら8時になっていた。

結構いい時間になってきたので再びブイビエンへ

さっきとは打って変わって人が多い。

客引きも多くしつこく話しかけられる。

「ヤスイヨー」

こんな感じで声をかけられる。

やっぱ人気の観光地だけあって、簡単な日本語を話せる人もいる。

今日は特に店に入る気はなかったので、無視をして進んだ。

とそこに20歳くらいの若い姉ちゃん2人組がやってきて声をかけられた。

マッサージ屋で働いていて、その客引きに来たらしい。

可愛かったので足を止めてしまった。

顔も似ていてどうやら姉妹っぽい。

当たり前のように英語は通じないので翻訳機に頼る。

この後飯を食べるつもりだったので入るつもりはなかったが、楽しくて話してしまった。

迷惑な人である。

いろいろ勧められたが「まだご飯を食べてないんだ。じゃあ行くね」と言い歩き出した。

Nooooooooo!!!!!

急に何かに引き寄せられた

振り返ると2人が腕を掴んで思いっきり引っ張っている。

よろけながらもなんとか体制を整える。

(こいつらガチだ…)

さすがに女の子といえど、2人となるとかなり強い。

さっきまで仲良く話していたので、乱暴に引きはがすことはできなかった。

マジで引きずり込まれそうになりながらも、何とか耐える。

1分ほどそんな小競り合いをしてやっと落ち着いた。

フォーと対面

こんなことをしていたらお腹がすいてきたので夜ご飯に

もちろん食べるのはフォーだ。

ベトナム人の中には1日3食すべてフォーで済ます人もいるらしい。

ツアー予約のおばちゃんに教えてもらった場所に行く。

人気があるのか結構混んでいたが、ちょうど空いたらしくすぐ座ることができた。

フォーとビールを注文した。

まずもやしとハラペーニョとよく分からない野菜が置かれる。

そして主役のフォー

モクモクと湯気をあげながら、自分の前に来た。

うまそう

上には牛肉・玉ねぎ・長ネギが乗っていて、食欲をそそられる。

野菜類は腹を壊すのを警戒していたのと、どう食べるか分からなかったこともあり、申し訳ないと思いながらも手を付けなかった。

いざ実食

まずはスープ。

鳥や牛の出汁がきいていてうまい。

続いて麺。

「( ,,`・ω・´)ンンン?」

マズくはないが、コシがなく太めのそうめんとか春雨を食ってる感覚。

たぶんこんな顔になっていたと思う。

ラーメン・うどんなどコシのある麺を食べる日本人にとっては、少し物足りないのかもしれない。

これ食べるなら他の食べたいなあ…

隣に座ってきたおばちゃん2人組がこちらをジロジロ見ている。

多分「こいつは何人だ?中国人か?」とか「こいつなんで野菜食わねえんだ?」とか思っているんだろう。

ちなみにおばちゃんたちは野菜を貪っていた。

結局あまり口に合わず最初で最後のフォーになった。

てかこんなに暑いのに毎日のように熱いものを食べるベトナム人は狂ってやがる。

遠い道のり

腹を満たした俺はクラブに行くことにした。

ベトナムと言ったら夜遊びは外せない。

行くのはホーチミンで一番と言ってもいいほど有名なLushだ。

ある程度ホーチミンの夜遊びに詳しい人なら知っていると思う。

google mapで検索すると近かったので、休憩も兼ねて歩いて行くことにした。

15分ほどで近くに着く。

だが無い…

ATMの時を思い出し、嫌な記憶がよみがえる。

そこにあったのは塀に囲まれた何かと、門番をしている一人の男だ。

ベトナムのクラブってこんな感じなん?

いくら何でもセキュリティが頑丈すぎる。

俺はそんなことを考えながら「いや、そんなはずない」と思いつつ周辺を探した。

もう一度しっかり「Lush club」と打ち直す。

でも出てくるのは同じ場所だ。

実際に見てた地図:赤丸が門で、中にLUSH clubがある。

地図によるとやはりこの中にあるらしい。

でも明らかに門は閉まってるし、この門番に話しかけないといけない。

「clubに入れてください」と言ったところで

こいつ何言ってんだ

と思われることは容易に想像できた。

てか明らかに雰囲気がクラブじゃねぇwww

自分でもそれくらい分かっていた。

だが地図をよく見ると、下からも行けそうなことに気づいた。

なんだそーゆーことか

俺はバカか、こんなのイージーである

建物をぐるっと回ると細い路地があったのでそこを進む

ねえじゃねえか!

俺のストレスは限界に達していた。

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諦めてホテルに変えることにした俺は、歩きながらネットで実際に行った人のブログを読んだ。

そこに載ってた地図を見て俺は気づく。

ここじゃねぇ

そう俺は全く別の場所に来ていた。

俺が行きたかった場所の名前は「Bar Lush」

しかし俺が検索してヒットしたのは「Lush club」だったのだ。

Lushがクラブだと思ってた俺はまんまと引っかかってしまった。

しかし幸いなことに、徒歩20分ほどで着くらしい。

グラブ代をケチって歩いて行くことにしたが、思ったより遠く途中でグラブバイクに乗れば良かったと後悔した。

そしてついに到着。

ゴタゴタしたせいですでに11時前になっていた。

店の前には門番ではなく3人のセキュリティがいる。

サンダルだったので止められるか心配だったが、特に何も言われることはなかった。

セキュリティの1人が中に案内してくれる。

そして俺はまたあることに気づいた。

人がぜんぜんいねぇ

びっくりするほどスカスカだった。

これじゃ遊びもくそもない。

時間が早すぎたのか木曜だからか理由は分からないが、いくら何でも少なすぎねぇか?

騙しといて(勝手に騙されただけだが)、これは酷い。

限界を迎えた俺は店を出た。

気づいたときにはグラブバイクを読んでいた。

「おっちゃん、ブイビエンまで」

なんやかんや初めてのグラブバイクだ。

初日からベトナムに揉まれすぎてすでに疲れていた。

昼とは違い夜の涼しい風が気持ち良い。

途中で横を通った建物がライトアップされていて綺麗だった。

ブイビエンに戻った俺はあてもなく周辺を徘徊し、12時過ぎにホテルに戻った。

明日は朝からメコン川クルーズがあるから6時に起きないといけない。

簡単にシャワーを済ませ、1時頃にベッドに入ると気絶するように寝た。

次回

メコン川クルーズに参加した俺は、ベトナムを大満喫することになる。
まさかこれが一番楽しい思い出になるなんて想像していなかった。

そして夜はまたLUSHへ。
前日悔しい思いをした俺はリベンジすることにしたのだが、まさかあんなクレイジーな経験をするとは思ってもいなかった。

次回ベトナム2日目

ではまた!

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