富士山弾丸登山を大学生の初心者がしたら死にそうになった話

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こんにちは、 Joma です!

今回はタイトルの通り富士山弾丸登山を初心者がしたら死にそうになった話をしたいと思います。

「日本人だから一度は登ってみたい」そう思う人もいるのではないでしょうか?

そのような人のために、今回は実際に富士登山をして危機を感じた男が、注意点や必須アイテムを教えます。

この記事は、弾丸登山を推奨するものではありません。

ノリで富士登山が決定

僕も「いつか富士山登ってみたい」とずっと思っていました。

そして大学2年の夏休み明けに親友を誘います。

これを見ると次の日に行ったかのように見えますが、実際は一週間後に行きました。

それでも一週間なのですが(笑)

富士山の閉山が目前に迫っていたので急がざるを得ませんでした。

日の出を拝みたかったので夜に登山を開始することに。

2人とも高校はサッカー部だったので体力には自信がありました。

超軽装備で登山

ノリで決まったとはいえ、僕は割と慎重派で旅行なども入念に準備をします。

だから、僕はしっかりと登山用の服を借りようとしていました。

それが親友の一言で変わってしまいます。

「そんなのいらんくね?」

登山用の服は一式借りると1万を超えてくるため、そこで渋っていた僕は謎に納得しました。

ただ結果からすると僕たちは登山服は必要なかったです。

もし迷っていたら絶対に借りましょう。

下手したら命を落とします。

実際に着ていた服装はこんな感じ。

ウィンドブレーカーに高校の時のジャージ、そしてナイキの運動靴、リュックは普通のバックパック。

家にあるものだけで揃えた装備です。

いざ富士山へ

午後9時

吉田ルートの五合目に到着。

車で夕食と仮眠を取り準備に入ります。

午後10時

出発。その前に五合目のレストハウスの前でパシャリ。

山の神様もビックリするほど軽装です。

最初は砂利(軽石)のような道を進んでいきます。

六合目までは登るというよりかは、ゆるい上り坂を進んでいく感じ。

富士山の入り口を目指して直線の道を進みます。

六合目からは傾斜が急になり、ジグザグに登っていく感じでした。

途中から砂利から、岩に変わり沢登りのようになってきます。

これが結構きつい。

両手も使い慎重に登っていきます。

この辺から急に雨が降り始めました。

雨が激しくなっても急には着れないので早めにと

レインコートが・・・ない⁉

さかのぼること2時間。

車で準備をしているときのこと。

レインコートを持っていこうか迷っている自分に、親友がパンパンのバックを見て

「曇り予報でしょ?レインコートなんていらないっしょ」

まぁ大丈夫かと、車に置いていきました。

ウィンドブレーカーでなんとか耐えるも、防水ではないので少しずづ濡れてくる。

止まると寒くなってしまうので、とりあえず山頂を目指し山小屋でカップラーメンを食べて温まろうということに。

登頂と迫りくる恐怖

午前3時

登頂。

吉田ルートの登りは約6~7時間とのことでしたが、まさかの5時間で登頂。

近くの人に写真を撮ってもらい、念願の山小屋へ。

察しの良い人ならお気づきだろうが、こんな時間に山小屋なんて開いてるわけがない。

絶望を感じながら日の出を待つ。

富士山山頂の9月の日の出は5時過ぎ。

ここから冷えっ切った体で待つ地獄の2時間が始まる。

震えが止まらない。

なんとか体を温めようと周りを歩くが、疲労も来ているため歩くことすらもきつかった。

9月とはいえ富士山の山頂はとても寒く薄着ではいられない。

加えて体が濡れていて風もある。

タイトルには“死にそうになった話”と書いたため、釣りではないかと思った人もいるかもしれないが、本当に死ぬほど辛かった。

事実、体温の低下で死ぬ人もいるし、誰かに「大学4年間で一番辛かったことは?」と聞かれたら間違いなくこの話をするだろう。

少しづつ明るくなってきて、御来光が近づいてくる。

これだけは絶対持っていけ

ここまで読んでいただいた方には分かるだろう。

レインコートだけは絶対持って行ってほしい。

最低限100均で売っている薄手のものでもいいが、岩を登ることもあるため出来ればしっかりとしている上下別のものを持って行ってほしい。

話は変わるが、後日大学の授業で自分の好きなことをプレゼンする授業があった。

その授業で、ある人が登山について発表をしたのだが、登山についてクイズ形式で知識をつけていくという内容で、「この中で1個しか持っていけないとしたらどれを選ぶかと」という問題があった。

この流れだと答えは予想がつくと思うが、そうレインコートだった。

やはり体が濡れて体温を奪われるのが一番ヤバいらしい。

レインコートは雨除けだけでなく、防寒着にもなるので持って行って損はないとのことだった。

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御来光

そしてついに御来光。

この感動は自分で経験しないと味わえない。

これを見ている皆さんにも、ぜひ体験してほしい。

実は僕たちが写真を撮った「富士山頂上」と書かれたモニュメントのある場所は、正確には山頂ではない。

お鉢巡りと言って、富士山の山頂真ん中の噴火口を見下ろしながら一周するコースがあり、その途中に本当の山頂がある。

ただこのお鉢巡りは一周90分もかかるのだ。

僕たちは登りと寒さで体力が奪われ、更にはこれから下山しなければならなかったので、今回は諦めた。

余談だが、自分たちが登った日に乃木坂5期生が富士登山のロケをやっていたらしい。

山頂にも来ていたらしく、お鉢巡りをしていれば会えたかもしれないので、当時乃木オタだった自分は少し後悔した。

下りが意外とキツイ

富士登山で意外ときついのが下山だ。

下山にかかる時間は約3時間と言われているため、中には大丈夫と思う人もいるのではないか。

だが「体への負担」という面で考えると、登りより下りの方がきつかった。

この写真が実際の下山道なのだが、予想以上に傾斜がきつい。

帰りはこのような道がずっと続くため、膝への負担がヤバいことになる。

簡単に言えば、ずっとブレーキをかけた状態で歩くのだ。

後ろ向きで歩いたり、うねうね回りながら歩いたりと、頑張って膝への負担を減らしながら歩いていた。

もう一つは、とにかく暑い。

山頂ではあれだけ寒がっていたのが一変、雨が止み雲が下にあるため文字通り雲一つない青空で、標高も高いので太陽が近い。

薄手の長袖でも暑かった。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

僕は正直、登山を舐めていました。

大変とは聞くが運動神経も悪くないし、富士山は割と楽に登れると聞いたことがあったので油断していました。

ただ今回雨が降らなければ、特に問題はなく終えることは出来たと思います。

自分にとっては雨が敵でしたが、他の人にとっては何が問題の原因になるかは分かりません。

しっかりと準備をして臨んでください。

素晴らしい経験になるのは間違いないです!

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